まず次の補題を示す.
補題. として, 円周上の異なる 点が つの 個の点のグループに分けられるとき,
点を 組のペアに分割してペアどうしを弦で結ぶ方法であって, すべてのペアが異なるグループの 点を含み,
かつ 個の弦が互いに交わらないものが存在する.
証明. 数学的帰納法で示す. のときは自明に成り立つ. のときに補題が成り立つとして のときを考える.
ある隣りあう二点 であって異なるグループに属するものが存在する. と をペアにし, 残りの 点を補題の条件を
みたすようにペアにすれば, これらのペアは条件をみたす. よって でも補題が成立する.
個の点を つの 個の点のグループに分けて, 一方のグループの点には 以下の整数が,
もう一方のグループの点には 以上の整数が割り当てられているようにする.
補題より, すべてのペアが異なるグループの点を含むように分割する方法が存在し, このとき弦に割り当てられる整数は
以上 以下の整数の 種類ある.
存在する. 円周上の点を順番に とする.
に 以下の整数を, に 以上の整数を
割り当てる. さて, 偶奇が等しい整数 について と がペアになっているとする.
このとき, 円周は と によって つの弧( と を含まない)に分けられ,
それぞれの弧には奇数個の点が含まれる. よって, あるペアになる 点であって, それぞれ異なる弧上にあるものが存在するが, これらを結んだ弦は と交わり不適.
したがって, チノは 以下の整数が割り当てられた点と 以上の整数が割り当てられた点をペアに
する必要があり, 弦に割り当てられる整数は 以上 以下の整数の 種類である.