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#60
幾何
★★★★★

Γ を定円, B,C をその周上の定点 (ただし BC は直径でない) とし, 点 A が優弧 BC 上を ABAC をみたしながら動く. 三角形 ABC において, 外心を O, 内心を I とし, 角 A,B,C の二等分線と対辺の交点をそれぞれ D,E,F とする. また, D を通り AOA に接する円と Γ の交点のうち A でない方を G とし, GE,GFΓ の交点のうち G でない方をそれぞれ M,N とする. BMCN の交点を H とするとき, (1) 直線 AH は常にある定点を通ることを示せ.

さらに, BE,CFΓ の交点のうちそれぞれ B,C でない方を L,K とし, AHKL の交点を P とする. 加えて, EF 上に QP=QI なる点 Q をとり, 三角形 IBC の外接円上に IJIQ なる点 J をとる. このとき, (2) IJ の中点は常にある定円上にあることを示せ.

馬杉:文字数が多すぎる
平山:見た目ヤバw
馬杉:点多すぎねえか??
兒玉OG と出てくる円接するね
平山HAI 上だという予想に至っていて、これが正しければ (a) は終わる
平山:とりあえず G の定義にあの謎の円を使いたくない
宿田:図的に DG って弧 BC の中点通りそうに見える
平山:絶対それだな
宿田:接弦定理でangle-chaseしたら出来た
平山:円 ADG さよなら~
宿田:点 O も要らない子かな
兒玉:これ最初から全部の点描いちゃいけないな
平山:弧 BC の中点を M1,M2 とします、M1A
宿田:円周上にたくさん点があるからPascal使いたくなるねえ…
平山:Pascalで EFH の共線言えた
馬杉:ほんとだ
宿田GG じゃないと AD に載らないから、特有の性質が必要そう
兒玉ABGC 調和四角形
兒玉ADEF の交点 H にしませんか、それで BHM の共線を示したい
渡辺AM1,BC,GM2共点
平山:その共点、EF 上にあるように見える
宿田:円 AXDG、アポロニウスになるのか、これで 4 直線の共点も言える?
平山:詳しく
宿田BCEF の交点を X にして、BA:BC=BD:DC=BG:GC でアポロニウスができて
平山:円 ADG 全くさよならしてなかった…
宿田:その円に X が乗って、DX が直径なので
馬杉X が乗る理由がわからない
宿田XBDC の調和点列
兒玉:それが調和なの示せてる?
宿田:え、こういう構図なかったっけ
兒玉:あるやん!
平山:あー、Cevianのやつか
兒玉:チェバとメネラウスのやつや、安心
宿田:これで4直線の共点が言えた
平山(1) もう終わるのかな?
兒玉M1BM2C が調和四角形だから、EF 上に射影して XFHE が調和点列
宿田Bで移すこと考えると ACLM1 の調和が欲しい
兒玉:それEで移すと ABGC になるけど正当化できるのかな
平山:円から円やったことないけどどうせ正しいやろ
宿田:まあ念のため辺比計算すればいいかな
兒玉:辺比計算で確認できた
平山(1) おわり。
馬杉:重くない?気のせい?
平山(2) 意味わからなさすぎるんだけど
馬杉:しんど…
平山M,N って用無しなのかな?H とか G とか X も要らないっぽいな
宿田AB=AC の場合を仮に考えると定円 M2 通るのかな
馬杉AIKL のなす角度欲しい、垂直?
平山:あっていて、なんなら P って AI の中点じゃん
馬杉:ほんとだ
平山K,L も一応要らないことに…
宿田M2 中心だから円 BIC も固定されるんやね
平山:さて問題は Q でございますよ
宿田IJ の中点 Y として、QIM2Y が平行、でっていう
渡辺M2Y を二倍に伸ばすと外接円に乗りそうなの気のせいですか
平山IJ 上に O が乗るのか、というかそれ示せば終わりなのか
宿田:それだ。
渡辺O 復活か?
平山J が要らなくて、QIO が直角なのを示せば良い
馬杉:なるほど
平山:円 BCI も要らないですね、もはやどうにでもなりそう
宿田:もう複素で良くね(白目)
平山:いやまあ多分終わるけど、敗北感が…
平山:めいめい直線 OI について知ってることを語ってくれ
宿田:等辺が出てくるあの構図はあるけど、多分使えない…
平山:三辺への距離の和が 3r の点の軌跡って I を通り OI に垂直なんだけど
宿田:そんなのあるんか
平山:どうせその方針も計算できるんだけど、なんかなあ…
宿田:Butterflyが一瞬頭をよぎった、使えないけど。
平山:えっ、天才?
兒玉QIR の中点となるようにとる?
平山R って KL 上に乗るのか
兒玉:そうだね
平山RS の中点が I になるように S 取ると BC 上ってことか
兒玉:それが題意と同値なのは分かった
宿田:Butterflyの逆って大丈夫だっけ
平山:大丈夫だと思う
宿田:思ったことはとりあえず言うものですね…
平山BCIQ の交点を S として RI=IS を示せばいいのかな
兒玉EF が浮いてる…
平山:ん、これ SIQR が調和点列って言えばいいのか、X とかで移せないか?
宿田:もはや X の存在忘れてた()
平山AHID が調和点列なのって (1) で言えてたっけ
宿田:上のCevianの構図でまとめて言えてる
平山IT の中点が R になる T を取ると、これって AM1 上にあるけど
平山AHIDX で移して TQIS が調和で、終わったかな?
兒玉:理解した
平山:射影で必要そうなことほとんど出てきた感
宿田:わかる。

  • GG である必要性の検証のために、G を外接円上の適当な点にした場合の図を描いていた (17行目)
  • BC の中点と外接円がある時点で調和四角形は頭の片隅で疑うべき (18行目)
  • アポロニウスに気付いたのは、Cevianの構図が先に見えたから直角とあわせて (22行目)
  • どれを定義にすれば全共点が一気に言えるかを考える (22行目)
  • 円から円でも複比って移せるんですね、初めて知った (38行目)
  • さすがに図を描きなおす、もちろん減らせる点は減らす、前設問の結論も使う (46行目)
  • 極端な場合を考えるのは大事、予想の真偽を見抜くときによく使う (47行目)
  • 消した点の復活は時々あるので慎重に (82行目)

(1) 優弧 BC の中点を M1, 劣弧 BC の中点を M2 とする. 接弦定理より AGD=DAO=AM2M1 であるから G,D,M1 は共線. また BGM1=CGM1 より角の二等分線定理から BG:CG=BD:DC=AB:AC であり, 特に四角形 ABGC は調和四角形. A,N,B,G,C,M に対してPascalの定理を適用することにより F,H,E の共線がわかる. また, BC の中点を M3 とすると ADM3M1, DGM3M2 はそれぞれ共円であるから, これらと Γ の根心を考えることで, AM1,BC,GM2 が一点 X で交わることがわかる. XGD=XAD=90 より A,X,G,D は共円. ABGC が調和四角形をなすこととあわせて, この円は B,C に対するアポロニウスの円である. よって (X,D;B,C)=1. また, FEBC の交点を X とすると, Menelausの定理から AECXBFECXBFA=1 であるから, 角の二等分線定理とあわせて BX:XC=BD:DC. よって (X,D;B,C)=1 であり, 特に X=X である. ADEF の交点を H, BEΓ の交点のうち B でない方を L とすると, (X,H;F,E)=(C,M;A,L)=(C,G;A,B)=1=(X,D;B,C)=(X,H;F,E) より H=H. よって H は直線 AM2 上にあり, M2 は定点であるから示された.

(2) 簡単な角度計算により KA=KI,LA=LI がわかるので, KLAI の垂直二等分線. よって直線 QIAM1,KL,BC の交点をそれぞれ T,R,S とすると, TR:RQ:QI=2:1:1 が成り立つ. ここで (T,I;Q,S)=(A,I;H,D)=(C,B;X,D)=1 より RI=IS. QSΓ の交点を T に近い方から順に U,Vとすると, (U,I;R,V)=(U,B;K,V)=(U,S;I,V) であるから, RI=IS とあわせて UI=VI. したがって OIUV であるから, O,I,Y は共線. ゆえに M2Y2:1 に外分する点は Γ 上にあるから, YM2 を中心に Γ1/2 倍に相似拡大した定円上にある.