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#34
組み合わせ
★★★★★

あるクラスには何人かの生徒がおり, どの 2 人組についても互いに友人であるか否かのいずれかである. どの生徒にも少なくとも一人は友人がいる. また自身は友人とはみなさない.

このクラスの担任であるあなたは, 何人の生徒からなる順序付けられたリストを作りたい. リストに含まれた生徒は, その順に黒板へ行き, まだ黒板に名前を書かれていない友人の名前をすべて書く. ここで, リストに含まれるすべての生徒が黒板に少なくとも一人以上の名前を書いており, かつクラスに属する生徒の名前がすべて黒板に書かれているとき, このリストを特にGL (原文:golden list) と呼ぶ.

クラス内の友人関係にかかわらず, 偶数人の生徒が含まれるようなGLが必ず作れることを示せ. ただし, すべての生徒の名前は異なるとする.

宿田:連結の場合に帰着してよさそう
平山:良いと思うよ
渡辺:帰納法的なことしたくなった
平山:これ順序に依存してるの面倒だな~
宿田:次数 1 のやつはその友達がGLにいないといけなくて
馬杉:自分自身とは友達になれないんだったね…
平山:GLにいる各人について友達が必ずGLにいるのか
渡辺:かならずペアで乗らないといけないってことか
平山:じゃあ独立ないくつかのペアに分割できれば良いってことか
宿田:グラフが五角形の時ってどんな感じになる?
平石:これ隣り合う 2 点を連続して取るとダメですね
宿田1,3,4,2 を順にとるといいのかな
平山:まあでもペア 2 つには分割できるよね
渡辺:ペア作って順序は考えるとか?
平山:奇数人のGLも別に存在するのがタチ悪くて
渡辺:GLを構成すること自体は簡単でしょ
平山:それは別になんでも出来て
馬杉:とりあえずある頂点 x の隣接点の集合を N(x) として
馬杉:頂点の集合 S について N(S) を各元 xN(x) の合併とする
馬杉:1つ削除とか1つ追加とかができれば良いと思っていて
平山:とりあえず適当なペア u,v をGLに入れるとすると、
平山:全体から N({u,v}) を取り除いたときに孤立点が出来なければ良くて
渡辺:こっちもほぼ同じことを考えていて、同じケースで回らない
兒玉:極小なGLに 1 頂点追加で行けるんだろうなとは思った
馬杉:良さそうだと思います
馬杉:というか極小なGLってどう置換してもGLなんだよね
平山:上で言ったの 2 頂点選んでるの辛いので、適当な頂点 v だけ取って
平山:全体から vN(v) 除いたグラフ G1 に孤立点が出来なければ
平山:まず v で、そこから G1 でGL作って、最後に v の友人とすれば良いな
馬杉:いま 1 つ追加できない極小GLってのがかなりキモい状況になってる
馬杉a1,,ar って極小GLに頂点 b を追加することを考えて
馬杉N(b)N(Xb) が覆うGLの部分集合 Xb で濃度最小のものを取る
馬杉Xb の濃度が 2 以上の場合は適当に b を挿入できるから
平山:えっ N(b)=N(Xb) の場合って仕事なくなる頂点が出る可能性ない?
馬杉:置換が自由にできるのが本質で、Xba1,,as とできて
馬杉:等しいときは (a1,)b,as+1,,ar がGLになってる
平山:あー理解した、等しくないときは簡単だな
馬杉:それで N(b) が常に N(ahoge) と一致するとき以外はいける
平山:上のやつ少しケースが減って、単純に v だけ除いたグラフ G2 を考えたときに
平山v としか繋がってない頂点が無ければ、G2 のGLが全体でもOKになる
平山:というのも G1 に孤立点があることから v の友人がGLに入っている
馬杉:出来た気がする、N(b) が常に N(ahoge) と一致するときグラフが r-彩色可能で
馬杉:そのとき色 ij がどこかで隣接してれば全部の組で隣接してるから
馬杉:各色を一つにまとめて、要するに極小GLが全体であるとみなせる
馬杉:でもそうなるケースってdisjointな辺の集まりだから、終わります
平山:僕も終わったと思う、G1 に孤立点があり、v としか繋がってない頂点 u があるとして
平山G1 の孤立点以外でGLを作り、さらに孤立点を覆うように N(v) からいくつか選ぶ
平山:そのとき (u,)v とまず選んで、次にGLを持ってきて、最後に孤立点を覆う頂点たちを使う
平石:いけてると思う
宿田:ようやく、追いきった。
渡辺:やっとわかった
平山:馬杉のもいけてると思う、すごいな
宿田:というかこれ2番級の配置なのか…

  • 工事中

生徒を頂点とし, 友人関係にある 2 人の間に無向辺を張ったグラフ G 上で考える. G において, 頂点 v の隣接点全体の集合を N(v) とし, 頂点の集合 S に対し各元 vN(v) の合併を N(S) で表す.

解法1. G の頂点数についての数学的帰納法によって示す. 2 頂点の場合は明らかである. 以下 Gm(3) 頂点からなるとして, 頂点数 m 未満で常に成立すると仮定して成立を示せばよい.

ある頂点 v を適当に固定し, G から vN(v) およびこれらに接続する辺を削除したグラフ G1 を考える. この G1 に孤立点が存在しないとき, G1 で条件をみたすGLをとり, その前に v を, 後ろに適当な v の隣接点を加えたものは, G において条件をみたすGLである. したがって, 以下 G1 に孤立点が存在するとする.

G から v および v に接続する辺を削除したグラフ G2 を考える. このとき G2 において条件をみたすGLを考えると, G1 に孤立点が存在するという仮定から, このGLには必ず v の隣接点が含まれる. したがって, これは G 全体でも条件をみたすGLであるから, 以下 G2 にも孤立点 u が存在するとする.

このとき, まず G1 で条件をみたすGLをとり, その前に v を, 後ろに G1 の孤立点と隣接する頂点すべてを加えたものは, G においてもGLである. さらに前に u を加えたものもGLであるから, 以上よりすべての場合で成立が示された.

解法2. 工事中