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#1
幾何
★★★★☆

それぞれ点 O1,O2 を中心とする円 ω1ω2 があり,これらは相異なる点 XY で交わっている.A,B はそれぞれ ω1ω2 上の点であり,直線 ABω1ω2 とともに接する.X における ω1ω2 の接線と直線 O1O2 との交点をそれぞれ KL とし,BLω2 の交点のうち B でない方を MAKω1 の交点のうち A でない方を N とする.

このとき,直線 AMBNO1O21 点で交わることを示せ.

兒玉:とりあえずフリーハンドで図を描いた
平石Y 要らなくね()
平山:良くあること
宿田AB,KL,MN 共点では?こっちの方が示しやすそう
宿田AK,BL,XY も共点になりそう
平山:めっちゃ共点あるじゃん、どれが一番楽?
平山AK,BL,XY か流石に、M,N がウザいもんな
平石:でもそれを示すなら ABMN 共円を示したい気分になるんですが
平山:その共円を示すモチベは根心であっているよね?
平山:えー、でも M,N を利用しない AK,BL,XY の方が都合が良さそう
平石:確かに M,N はウザい
平山:むしろその共点を用いて M,N の特徴付けをすべきに見える
宿田:じゃあとりあえず今のモチベはその共点で良いのかな
平山:でもそもそも K,L 自体もそこまで扱いが良いわけじゃないな
宿田:話ズレるけど O1XAL って ω2 上で交わってる…?
平山:かなり気のせいっぽい
平石:たぶん X,Y をどっちに取ったかで図の見た目が違いそう
宿田:確かに
平山K,L の情報が足りない
宿田ABMN の外心ってめちゃめちゃ AB に載ってそうじゃないですか
平山:あ、正しそう
宿田:というか AMB=90 ってことか
平山:直角の方が強そうだからそっち目標の方が良いのかな…
兒玉:直角だったら元の問題にも結構良い影響ある気がする
平石:垂心的な?
平山M,NK,L を経由せずに定義できるようになる
平山:そうすれば K,L はもう用無しか
宿田:垂直がたくさんあるしBrokardを思い出す
平山:強めの予想が立って、XY の中点って ABMN についてのMiquel点
平山:この辺り完全にまんま構図になってる
平山:というか共円を仮定すると、その中心って AB の中点なので XY 上にある
兒玉XY の中点を H とすると AO1HN は共円
平山:それ示せてますか?
兒玉K から方べきで言えます
平石:あー、ほんとだ
平山:この時点でもう K,L 要らないですね
平山:その共円から共点って従いますか?
平石AB の中点を P としたら、方べきで PXY が共線
平石:これって PNO1=90 だから、PN って ω1 に接しませんか
兒玉:あ、ちょうど同じことを思った
平石:そうすると P からの距離が等しいので共円が言えてる
兒玉:ほんまや、直角も言えてる
平山:こんだけ共円言えてたら、方べきかなんかで AB,MN,O1O2 の共点言えそうじゃないですか
宿田:Brokardも若干頭をよぎる
平山:あー、AB,MN,O1O2 の共点が言えれば使えるわ
平山:それと AMBN の交点と P のなす三角形の垂心が、AN,BM,XY の交点 Q になって終わり
宿田:題意の点の特徴付けが、Miquel側のものと、Brokard側のものと
平山:とにかくその共点で終わることが分かった
平石:円周角から QNM=ABM=PHM で、QMNH が共円
兒玉:あー、終わった
平石:その円と O1O2 の交点を C とすると、QHC=90 より QC は直径
平山:理解した
平石:よって AMBNC で交わる
平山:Miquel寄りの解釈で良かったな
平石:っぽいね
平山:というかMiquelって散々言っといて、直角使うのに気付かないのダメすぎたな
宿田:結局 AB,MN,O1O2 の共点は必要無かったんやな

  • 序盤の共点エスパーは長年の経験(4,5行目)
  • AMB 直角は良い進捗, KL ありきの MN だったのが別々に扱いやすくなる
  • K,L から円にたくさん直線が引かれている」「方べき値をとりあえず見る」「共円!」
  • PXY 共線の構図」「接線・接点が多い」「とりあえず直角な場所を見ていく」「共円!」
  • 終盤はMiquelとか言っているから、流石に円を描いているはず
  • 1問目にふさわしい超教育的枠, 終わって見ればどこかで見そうな構図がてんこもり

ABXY の交点を P, O1O2XY の交点を H とする. まず O1APNH の共円を示そう. 方べきの定理より PA2=PX×PY=PB2 であるから, PAB の中点である. また, O1AP=O1HP=90 より O1APH の共円が従う.

XHK=O1XK=90 より三角形 KXH, KO1X は相似であるから, KX2=KH×KO1 また方べきの定理より KX2=KN×KA であるから, これらを合わせて ANHO1 の共円が従う.

以上より O1APNH は共円であり, O1AP=90 より O1NP=90 である. したがって PNω1 に接するので, PA=PN=PB から ANB=90 がわかる. 同様に O2BPMH の共円と AMB=90 がわかる. よって AMNB は共円であり, AB はその直径, P はその中心である.

APNH,BPMH,AMBN の共円より, HP,AN,BM1Q(根心)で交わる. ここで円周角の定理より QNM=ABM=PHM であるから, HMQN の共円がわかる. この円と O1O2 の交点のうち, H でないものが存在すればそれを, しないときは HC とすると, QHO1O2 より QC が直径であることが従う. よって AMC=AMB+CMQ=0 であるから, AMC は共線である. 同様に BNC も共線であるので, AM,BN,O1O21C で交わる.